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儀塩 謙信が宿敵信玄に塩を送った塩の道 島ー城の越ー猫鼻ー葛葉峠 

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天神道・葛葉峠 塩の道    ← 池原・石坂・来馬  大網峠・白池 →

春、4月下旬より、天神道は、カタクリの花が咲き誇ります。信州から糸魚川へと塩の道を歩く旅人は、初めて越後を目にする。峠の「城の越」はそんなことから、つけられた地名である。葛葉峠では、翡翠が産出される、小滝の明星山の勇壮な姿が目に飛び込む。


平岩から葛葉峠を目指すと、峠まであとひと踏ん張りのところに「ボッカ栃ノ木」と言われる
巨木が越後を望むように立っている。今はこの道も、峠下を貫通する大所トンネルにて車の往来
さえも少なくなったが、越後と信州を多くの人が行き来した時代から、世間を見守り続けている。

コースガイド

島 大山桜 / 石仏群

島の大山桜は、5月上旬頃が満開、天神道は、そのころの花が見ごろです。カタクリ、ミシミソウ、イカリソウなど
城の越まで、石仏が点在します。

天神道より 大糸線 キハ58(残念ながら現在は走っていません)

城の越 / 三峰様

城の越 松本方面から塩の道を歩いてくると、この峠で初めて越後の村が見えた。峠で交わる尾根には、山城があった。今は、東へ高台へ登ると、三峰様が祀われている。西の尾根は、紙すき牧場へと続く、往来が賑わっていた当時、ここに茶屋があった。現在は、峠に水が引水されており喉を潤す水場となっている。
三峰信仰(講) 田畑が忙しくなる時期の前に、代参当番が秩父大滝村の三峰神社に参詣して神札をもらい、講中各戸に配布した。農業神として言い伝えられ、盗難・火災よけの神でもあった。講のお札は三峰社の石祠に安置され、祭事が行われれる。写真 水場 三峰様 水場 紙すき牧場 峠

砂山石仏

砂山集落は、明治45年、湯原川の氾濫で壊滅した。かつては、歩荷宿があった集落である。

猫鼻石仏群

石仏群は、姫川に面する河原の高台にあることから、平成8年12月の蒲原沢の土石流の大惨事において難を免れた。
近くに、日帰り温泉がある。
塩の道が、姫川の河原と接するのはこの付近のみである。

葛葉峠

蒲原から葛葉峠は、桜並木からはじまり、ユキツバキの中を、つづら折登る。「ウルル、ウルリ」に手こずる峠でもある。(現在もいます)アブの一種で、清流 の渓谷や周辺の山に生息する。呼気や車の排気ガスに含まれる、二酸化炭素、温かいものに寄ってくる。車内へも大群で侵入することもあり、刺されるといたい。残念ながら、虫よけスプレーや蚊取り線香は効果がない。肌を露出しない服装をおすすめします。

店舗写真

information塩の道インフィメーション

塩の道峠窯

〒399-9422
信州長野県北安曇郡小谷村栂池高原623
TEL.080-1160-8288

古道 塩の道 MAP


小谷道の駅にて販売